2ポイントセンスビー
温度幅が自由にとれるサーモスタツト
上限・下限の二点間に温度幅を持たせON‐OFFできる2Point Sensbeyは、ご希望に応じ温度幅を設定できる機能を備えておりますので、温度幅を持たせたコントロール、過熱あるいは低温の異常温度警報など多段的な多目的制御ができる多様性を持っております。
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原理と構造

温度の変化によって作動するベローの動きは特殊スイッチ機構で敏速な動きに変え、電流をくON‐OFF>する機構で、上限と下限の一定温度幅にくON‐OFF>する復帰温度幅は接点動作間隙を調節することによってきめられる構造です。
動作温度は、設定温度固定型と希望温度を可変型ダイヤル操作によって、設定出来る二つの型式があります。
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温度に対する動作
ツーポイントセンスビーは動作する上限温度を基準にして、OPEN型、CLOSED型に分けられております。
例えば、TOS-SL-50-OP型、復帰温度幅10deg、設定温度100℃の製品を説明しますと、
●取付法:ネジ込式で温度は固定式です。
●受感部の長さ :50mmです。
●接点の動作 :100℃以上では接点がOFF温度が下降して90℃になると接点は ONとなり、90℃~100℃まで の10℃幅でON‐OFFを繰返します。

OPEN型動作(b接点)
CLOSED型動作
(a接点)
COM型
上限
(設定温度)
下限
(復帰温度)
上限
(設定温度)
下限
(復帰温度)
上限
(設定温度)
下限
(復帰温度)
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仕様
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ご注文についての要項
型式の区分、使用温度又は、設定温度、復帰温度幅、OPEN・CLOSED・COM等を記入ください。
温度制御対象物によっては、温度上昇速度や下降速度等、温度特性が大きく変わり設定温度と異なる温度で動作する場合もありますのでご相談ください。

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2ポイントセンスビー 外観と寸法
